宮田工業株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市・代表取締役社長 尾下脩)と大日本インキ化学工業株式会社(本社:東京都板橋区・代表取締役社長:小江紘司)は、大容量泡放水砲システムの泡消火薬剤を共同で開発し、1%希釈タイプの泡消火薬剤としては、国内初の型式承認を受けました。
大容量泡放水砲システムとは、浮き屋根式タンクに大容量の泡水溶液を、高い圧力により遠距離まで放水するシステムで、平成15年9月の十勝沖地震で発生した浮き屋根式タンクの全面火災を契機に、石油コンビナ−ト等災害防止法の一部が改正され、全国の12区域の広域共同防災組織に、平成20年11月30日までの配備が義務付けられました。
大容量泡放水砲システムに使用する泡消火薬剤は、毎分1万リットル以上の大容量で、120分以上放水し続けることから、従来の泡放射に比べ、風による飛散に強く、火炎に対する抵抗力を有する泡性能が要求されるため、新たに規格「大容量泡放水砲用泡消火薬剤の基準(平成18年消防庁告示第2号)」が定められました。
このたび型式承認を受けた泡消火薬剤は、泡原液を水に1%で希釈して使用するタイプで、従来、消防機関や事業所で使用している3%タイプと比較すると、120分間の連続放射に必要な泡原液の備蓄量が3分の1となるほか、緊急時の移送などの対応がしやすくなることが特長となっています。
今後、両社では、12区域の広域共同防災組織で規定により必要とされる約83万リットルに対し、営業展開を行ってまいります。
| 品名 |
:メガフォームCV-1 |
| 型式 |
:水成膜泡(大容量泡放水砲専用)1%タイプ |
| 型式番号 |
:泡第20〜1号 |
| 使用温度範囲 |
:-5℃〜30℃ |
特長
■1%希釈型のため、従来品と比較して備蓄量が3分の1となり、緊急時の移送問題も解決。
■泡放射時に風による飛散の影響が少なく、安定した放射が可能。
■国内の消火活動の実態に合わせ、淡水のほか海水での希釈も可能。
■他種の泡消火薬剤に比べ、腐敗劣化が少なく長期保存が可能。
本件に関するお問い合わせ
■宮田工業株式会社 お客様相談室 TEL 0467-85-1210
■大日本インキ化学工業株式会社 広報・IR 部 TEL 03-5203-7838